嶽山箒根神社高清水(遙拝殿)
住所 | 那須塩原市宇都野939-2 |
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電話番号 | 0287-37-5419(生涯学習課) |
概要
創建は大同元年(806)とされていますが、定かではありません。神社の縁起によると、宇都野(那須塩原市)町井沢より雲が竜のごとくたち昇り、光り輝きながら霧雨崎へ渡っていったのを見て、高清水大権現と崇めて祠を建て、高清水神社としたということです。
その後、嶽山箒根神社の別当として本社(奥の院)祭礼の時には、近在の農民たちが豊作を祝い「長百姓は本社並びに熊野社の前に座し、組頭は日光山神社の前に座り」、祭典を行ってきました。寛政2年(1790)に再建され、その後大正5年(1916)、本社(奥の院)と合併し、嶽山箒根神社の遙拝殿となりました。
灯籠と鳥居
遙拝殿 外観
遙拝殿
おすすめ情報
「嶽山箒根神社 高清水(遙拝殿)」
建物は、那須塩原市有形文化財に指定されています。
「嶽山箒根神社例大祭(梵天上げ)」・・・通称”おたけさん”
那須塩原市無形民俗文化財に指定されているお祭りです。
毎年11月23日に、五穀豊穣を祈願し、”梵天”を奉納する祭りです。
梵天上げの行事がいつごろから行われるようになったかは定かではありませんが、地区内はもとより近隣からも多数の梵天が奉納されています。
”梵天”は、根付きの孟宗竹の先に竹籠をつけ、これに神主に切ってもらった「シデ」を結び、竹の下半分には荒縄を巻き付け、更に左右に荒縄を結んで作られています。
梵天上げは、まず下の宮及び近くの参道で行い、”梵天”を激しく揉んだり、地面に強く叩きつけたりします。その後、奥の宮でも同様に行い奉納されます。
嶽山箒根神社例大祭(梵天上げ)」