スッカン沢
住所 | 栃木県那須塩原市塩原 |
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電話番号 | 0287-32-2914 |
概要
所要時間:往復1時間50分(駐車場~素簾の滝~仁三郎の滝~雄飛の滝~大木の桂) 2km
目の前に流れる沢はスッカン沢と呼ばれ、この歩道に沿って流れています。この沢は場所によっては蒼白く見えることがあり、これはスッカン沢が高原山のカルデラ跡を水源とし、鉱物や炭酸等の火山の成分が多く含まれる水が流れているためです。そのため、かつてはこの沢の水が辛くて飲めないことから「酢辛い沢」と呼ばれ、この呼び方が訛って「スッカン沢」になったといわれています。
歩道沿いには、岩肌から白糸を垂らしたように落ちる「素簾の滝」に代表される無数の滝に囲まれた美しい渓谷があります。これは何万年もの昔に高原山の噴火により溶岩が流れ出し、その後、浸食により岩肌が削られることで造りだされたものです。天気の良い時にはそれらの滝に虹がかかり、この渓谷の景色をより一層美しいものにしております。
また、この渓谷の岩肌をよく見ると「薙刀岩」に代表される大きな柱がたくさん集まったような特徴的な模様が見られます。これは「柱状節理(ちゅうじょうせつり)」と呼ばれ、溶岩が冷えて固まるときに、温度の低下とともに溶岩の体積が小さくなることで規則的な割れ目ができたものです。
なお、12月~3月の県道塩原矢板線(県道56号線)の一部は冬期間通行止めとなります。
通行止めのお知らせ
現在、「大木の桂」より先は落石により通行止めとなっております。
(素簾の滝、仁三郎の滝、雄飛の滝、大木の桂はご覧いただけます)
駐車場
塩原温泉街から県道56号線を進んでいただき、雄飛トンネルの先の雄飛橋を渡ったところに駐車場がございます。(山の駅たかはら〈矢板市伊佐野991-3〉の7km手前)
歩道入り口階段は雄飛橋のそばにあります。